どんぶり勘定について~編集後記

いやはや、ツギノジダイから、前回のアカウンティングについての記事を納品したとたんに「どんぶり勘定」について書きやがれ!との話がきたので、書いた。

今回のツギノジダイの記事

では「どんぶり勘定」がいかに企業経営においてリスクをもたらすか、そしてその脱却方法について詳しく解説しました。実際に多くの中小企業や自営業者には、結構どんぶりの方がお見えになってまして・・・。

ちなみに、どんぶりとは
これ

ではなく
こちら
なんですわ。

大工さんなんかが、この前掛け?のポケットに釘や道具やなんやかやを雑に入れてて、その中に今日の水揚げも「ごっつあんです!」ていうて、夜そのまま居酒屋へ飲みに行って、管を巻く・・・。そして翌朝、あれ?もう少しお金があったはずだけどなあ、まあ今日も働けばいいか、みたいなノリで毎日過ごしている姿が目に浮かびますわ・・・。

ということで、編集後記として、筆者の個人的な思いや本音を少しだけ綴らせていただきます。

まず、経営における「ええ加減なお金の扱い」は本当にやめてほしい、というのが正直な気持ちです。
てかね、何のために経営をやってるのか?というと

お金を稼ぐため

にやってるのは誰もが異論はないでしょう。

で。
お金が稼げているか、稼げていないか、を確認しないということはそもそも経営を放棄している、というても過言ではないのではとそう思うのです。

でも皆さん、安心してください。
私がセミナーかなんかで、経営者の参加者にこんな質問をします。
「皆さん、先月の売上はいくらかわかってますか?」
さすがにこれは、8割くらいの人が手を上げますわ。
では質問を変えて
「皆さん、先月末日の現預金残高はいくらかわかってますか?」
というと、半分くらいの人がうつむく・・・。

ええと。
金儲けのためにやってるのに、なんで通帳に残高たまったかどうか、確認しないのか私にはまったくわけがわからん。
私なんぞ、暇があればスマホから銀行のインターネットバンキングにログインして残高確認しとる。金が溜まること自体が楽しみではないのだろうかと、むっちゃ疑問である。

だたね、この記事で紹介した「どんぶり勘定判定シート」は自画自賛させていただいてもバチはあたらんのかな、と思います。
このシートは、企業の経営者が自分自身でどんぶり勘定の程度を簡単にチェックできるように作成しました。実際に使ってみると、自分の企業がどれだけ「ええ加減な」状態にあるのかを客観的に把握できるでしょう。これをきっかけに、しっかりとした財務管理への取り組みが進むことを期待しています。
うわ、かっこいい言葉を使ってしまったけど、そういうことです。

実際、どんぶり勘定からの脱却は簡単なことではありません。数字に対する苦手意識やリソース不足、時間の制約など、多くの障害があります。しかし、それらを乗り越えて健全な経営を目指すためには、地道な努力と継続的な学習が不可欠です。この記事で紹介した方法を参考に、少しずつでも改善の取り組みを始めていただければと思っています。

せめてね、

・これくらいの水準なら儲かっているという自身の「勘」を疑う
・それには、きちんとした「入」「出」の把握を行う
・その「入」「出」の結果との残高がある
・時間を使って、その残高を増やしていくことを意識する

という、

「鍛錬」

を行ってもらわないと、経営者として??????????がつくと思います。

最後に、どんぶり勘定から抜け出すための一つの提案として、専門家の助言を積極的に活用することをお勧めします。税理士や中小企業診断士など、専門知識を持ったプロフェッショナルが、企業の財務管理や経営戦略の立案をサポートしてくれます。自分一人で全てを抱え込むのではなく、外部の力を借りることで、より効果的に問題を解決できるでしょう。

手前味噌ですが、私の顧問先にはこんなヌルいことは言うてません。
もう一度言いますが

赤字会社の社長の「これだけやればうちの会社は儲かるはずだという社長自身の「勘」」は全くあてにならない

ということは断言でき、ひろゆきではないですが
一瞬で論破
することもしばしばです。

人間には認知バイアスがあるので、不都合な真実は主観でねじまげてしまいたくなるところですが、そこをやり続けていては、資金繰りは良化しません、断言。
その認知バイアスを粉々に砕くところから、私のコンサルは始まります。
まあ、それでもいいなら来てください(あ、上から目線)

今後も、皆さんの経営に役立つ情報を提供していきたいと思いますので、ぜひお楽しみに。どんぶり勘定に悩む経営者の方々が、一歩ずつ着実に健全な経営を実現していくことを心から応援しています。

(chatGPTとの共同作業で作文させていただきました!)

PS でもなぜ今回の写真のラーメン、なんかおいしそうに見えないのはなぜだろう・・・。

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