専門家依存という病。その①私の言い訳

こんちは、梅雨入りは早かったけれど、その後は晴れの日が多いような気がしている私ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

いきなり本題に入るのですが、最近このタイトルのように、専門家が引っ掻きまわしていったあと、どぶ掃除(失礼!)する案件が非常に多くて…楽しんでます、私は。こうしてブログ書くネタができたことですし。

最初にいっておきますが、私はプロではありません。あ、一度このブログで言うてみたかったんだ。

そもそも中小企業診断士という資格なんて守備範囲が多岐にわたっていることからして、その道のプロなんて言えないし、最近になって、お前はプロか?と問われることがあって、答えに詰まったけど

私はプロではありません、はい、いまならはっきり言えます。

その理由は、特定の分野に長けてる、ということは言えても、それだけで飯食ってる訳ではなく、もっというとそこでの成功確率も100%ではないわけです。そんなやつがプロだというのも言語道断と思うわけです。

みなさん、プロという言葉を軽く使いすぎるようで、プロ野球の選手とか、お医者様、とかとか、そーゆー人を言うのであって、私の定義はそんなところです。ちなみに出世という言葉も豊臣秀吉くらいに使う言葉であって…とか言い出すと止まらなくなるのでやめます。

だったらお前はなんなんだよ?という答えですが

経営者と一緒に悩んであげて、私の使えるスキルは提供して、一緒に成長していく

でしょかね? イメージ、ドラえもんかな?彼も成功してばかりでもないし。

だから、プロだろ、なんとかしてよ!とか言われてもできないこともあるわけです。いやいやプロの矜持なんてとんでもない、今でも無い知恵しぼりしぼり冷や汗かきながら仕事してるような感じで、四次元ポケットにない道具を出せといわれても、ドラえもんだって困るはずです。

さて、本題。

ただ、世の中には逆の方々もいて、あたかもプロ、専門家のような顔をして、間違ったスキームを提供、それにより問題解決はしてないのに、あたかも解決したかのようにふるまい、それが発覚するのは数ヶ月後、もしくは数年後、はたまた一生気づかない(ことはないでしょうが)ことも多々見受けられまして

その気づいた案件のお手伝いが・・・←いまここ、という感じなんです。

さて、どんな酷いことがあったかだけを羅列して、次回につづけましょうか・・・(あ、多少のフィクションを含んでおります)

①年商70百万円程度の企業に、専門家が「企業として成長するために、取引金融機関を増やし、借入金の調達窓口を増やす必要があるから、今不祥事とかあって顧客獲得にやっきになってる商工中金から借入を頼んではどうですか?」との指導をした。
→正直に訪問し、「一昨日来い!」みたいな対応された社長。
(商工中金は、私見ですが年商5億円以上の中堅企業しか相手にしません)

②資本金0円のメリットを強調され、創業時に一般社団法人設立を専門家から勧められ、結局金融機関からカネを調達できず、改めて株式会社をつくらされた社長。

③同じく、専門家が創業時に、日本政策金融公庫(国民金融)における無保証人融資があるメリットのみ強調したため、法人設立をしたものの、結局社長が保証人になるどころか、それが災いして借りれなかった社長。

④社労士が、残業が非常に多い人の役職を管理監督職にすることによって、残業代を支払わなくてよい、とした事例。(あのさ、マクドナルドの判例あるじゃん・・・私はどこの会社か分かっているので、さて告発しようかどうかと・・・)

⑤自称コンサルが、自分のメールマガジンで「俺は一切プッシュマーケをやっていない」と書いていた事例。(メルマガは一般的にプッシュマーケに分類されます)

⑥ウン万円する補助金支援者養成講座を修了しながら、補助金を頼まれても1個も仕上げられず、未だ民間からの報酬をもらったことがない専門家

⑦創業時に、カネが借りられなくて専門家に相談したところ、配偶者の個人ローンで資金を調達させられ、配偶者がブラックリストに乗りかけてしまった社長

⑧そもそも、他の士業の独占業務に領空侵犯をしている士業の人。

etc・・・決して正義感が強いわけではないけれど、ざっと今すぐ思い出すだけでもこんだけあります。

①⑤なんかプププ・・おバカねえ・・・という感じだけど、④⑧なんて罪レベルですよ、実際。⑧なんて一般人にとっては、どの士業でも「先生」ですから、行政書士が会社設立登記したってそれがいけないことかどうか分からんわけです。

あ、こんなこと書いていいのかってご心配していただける方、ありがとうございます。その対象の人は多分このブログ読んでないだろうし、もし「俺のことか?」と私にたずねたとしても、結局自分の恥をさらすだけですから。

自分は間違えているかもしれない、と、自覚していない自称専門家・士業が一定数いる

という事実を提示し、この項を終えたいとおもいます。

つづく。


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