ノルマっていいかも、って思えた日

ノルマって、ちょっといいかもしれない。
前回のブログからたった1日。いやいや、自分で勝手に「ブログを書くノルマ」なんて課しておいて、それでしっかり書いてるって、ChatGPT‐4o君のおかげなんですが、それにしてもこの連投、どういう性格してるんだろうなあと自分でツッコミを入れつつ、今またこうしてPCに向かってます。
実際のところ、ノルマとか〆切とか、あった方が頑張れるタイプなんでしょうね、私は。別にストイックなつもりもないし、鬼軍曹でもないんですが、(マゾかもしれないですが)タスクとして「やらねばならぬこと」が見えると、むしろ集中できる。
もちろん、睡眠時間はやや削ってます。といっても6時間は確保してるので、前職時代(通勤1時間半・帰宅22時・毎日6時間未満)と比べれば、まあ健全なものです。
さて、今回はそんな「ノルマ」の話を、ちょっとだけ角度を変えて書きます。
私のコンサルはノルマ制。
なんていうと、ブラック企業みたいに聞こえるかもしれませんが、そうじゃありません。私はコンサルタントとして、中小企業の社長に「ある一定の売上アップのノルマ」をお願いしています。
なぜか?
理由はシンプルです。経営改善には、売上(入金)を上げるか、経費(出金)を減らすか、そのどちらかしかないから。
細かく言えば、借入で資金調達したり、設備投資して競争力をつけたり、という施策もありますが、それはあくまで手段。根本的な改善には、「入ってくるお金」を増やすか、「出ていくお金」を減らすかの二択です。
私は「コスト削減」より「売上アップ」派です。
よく他のコンサルさんがやるのが、翌月から数字に出る「コスト削減」。 そりゃ、外注費を削る、人件費を絞る、広告を止める…すぐに利益率は改善します。わかる。わかるけど。
それ、長続きしますか?
人件費削って、従業員のモチベーションは? 広告費削って、見込み客はどこから来るの?
って話なんですよ。
だから私は、多少時間がかかっても「売上を上げる」提案をします。 そして売上は、
単価 × 個数
に分解できる。ならば、私はまず『単価アップ』を提案します。
「値上げしたらお客さんが離れる」と思ってる社長、めちゃくちゃ多い。けど、きちんと価値を伝えて、説明して、価格改定すれば、案外お客さんは離れない。むしろ、会社が生き残ってサービスが継続されるなら、それを喜ぶお客さんもいるんですよ。
ノルマは“諦めの境界線”にもなる。
ここまでやって、提案して、社長と一緒に走って、それでも数字が上がらない。 そういうことも、もちろんあります。
そのとき私は、「廃業」も視野に入れて話をします。
冷たい?いやいや、むしろ本気でその会社と社長の人生を考えているからこそです。
よく言うんですけどね、 「どんなに高性能なポケベルを作っても、いまさら誰も買いませんよ」と。
技術や品質の問題じゃない。商品自体が“過去の遺物”になってしまっているケースって、実は少なくないんです。
時代遅れの商品、負け戦の市場、価格競争にしかならない業界。 そういうところで、いつまでも粘って体力を削るより、新しい戦場に移った方がいいことだってある。
そして、その決断のきっかけになるのが、売上ノルマという明確な基準だったりします。
「ここまでやってもダメなら、やめましょう」 って、冷静に判断できるライン。それを一緒に決めて、一緒に進んでいく。 それも、私のコンサルの大事な仕事です。
まとめ:ノルマは“進むための道標”だ。
ノルマって聞くと、追い詰められる感じがするかもしれないけど、 私はむしろ、
進むための「区切り」
だと思ってます。
「〇月までに、〇%の売上アップ」 「この販促を〇回やって、〇件の反応を見る」
それを一緒に定めて、一緒に追って、一緒に考える。
それが、私のコンサルのスタイルです。
あ、ちなみにこのブログのノルマも、今回はしっかり達成。 また数日後に書くかもしれません(笑)。
#ノルマで動くコンサル
#値上げ提案します
#廃業も選択肢です
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