【核心】忍び寄る財政破綻の足音――日経とシンクロした朝

おはようございます。
今日は珍しく、日経が俺の心を殴ってきた。

日経「核心」
見出しは

忍び寄る財政破綻の足音

そして、脇の縦見出しが

高市首相、異論を封じるな

……はい、出ました。
完全に昨夜の俺とChatGPTの会話とシンクロしている。


昨夜、俺がChatGPTと話していたのは、ものすごく単純な問いだった。

「企業で言えば、日本の財政収支はもうリスケ中の会社と同じに見える。国家も同じじゃないのか?」

これだ。

企業の再生支援で毎日見ている構造がある。

  • 入(売上=税収)が伸びない
  • 出(固定費=社会保障など)は簡単に減らせない
  • だから借入(国債)で先送りする
  • 「成長すれば大丈夫」の物語が繰り返される

この構図、会社ではリスケの入口で必ず出てくる。

そして俺がもう一つ言ったのは、

「制度がどうこうよりも、選挙や政治が“物語供給装置”になってないか?」

という話だ。

耳あたりのいい政策が叫ばれて、
その場の陶酔が勝って、
数字の話をするやつが嫌われる。

これって、企業の現場でもまったく同じ。

「売上は絶対伸びる」
「補助金取れる」
「投資すれば回る」
そういう話が好きな社長ほど、足元のヒヤリハットを見ない。

だから俺はChatGPTに言った。

「国は倒産しないかもしれない。でも、倒産しない代わりに国民が薄く長く払うだけじゃないのか?」

――その会話の翌朝に、日経の見出しがこれだ。

忍び寄る財政破綻の足音。

しかも「異論を封じるな」。

いや、そりゃシンクロする。


財政って、結局「金の動き」だ

俺の仕事は財務顧問だ。
だから、国家だろうが会社だろうが、まずこう見る。

  • 入り(収入)がいくらで
  • 出(支出)がいくらで
  • それで足りないなら、どこで穴埋めしてるか

要するに キャッシュフロー(CF)

ここだけ見れば、今の日本は正直こう見える。

リスケ中の会社

もちろん国は会社と違う。倒産しない。
課税権がある。通貨の制度もある。

でも「倒産しない」ってのは、別に「痛みがない」って意味じゃない。

国の帳尻合わせは、破産じゃなくて

  • 物価
  • 円安
  • 実質賃金
  • 社会保険料
  • ステルス増税
  • 給付の実質カット

こういう形で国民生活に降ってくる。

企業なら再建計画に入る局面で、国はそのまま進む。

……で、今日の日経の見出しだ。

「忍び寄る財政破綻の足音」

いや、そりゃそうだろうな、と思う。
(ディフェンスマンなら誰でも思う。)


本当に怖いのは「異論封じ」だ

ここが今日の核心だと思う。

財政が厳しいのに

異論を封じるな

というメッセージが、わざわざ縦見出しになる。

俺はこれを見て、背筋が寒くなった。

財政がやばいとか、国債が増えたとか、そういう話は正直、何十年も言われている。
でも本当に危ないのは、そこじゃない。

異論が出なくなる空気
現実に触れる発言が「空気を読め」と封じられること。
これが始まると、一気に事故る。

それと、今日の新聞で俺が「あっ」と思ったのが、記事の中のだ。
東条英機内閣の閣僚の布陣。

顔ぶれを見た瞬間、思った。

この同質性で異論が出るわけがない。

軍、官僚、同じ系統、同じ価値観。
同じ空気で固めたら、反対意見なんて「裏切り」になる。

そうすると何が起こるか?

「異論がない」んじゃない。
異論を言えないんだ。

これ、歴史の教科書の話じゃない。

組織で一番危険な症状が、これだ。

会社でも同じ。
社長の周りに「同じタイプ」だけが残り、

  • 反論するやつが嫌われ
  • 事実を言うやつが邪魔者になり
  • 太鼓持ちだけが生き残り
  • 最後に数字が爆発する

俺はそれを嫌というほど見てきた。

日経がこの表をわざわざ載せたのは、
たぶんこういう警告だ。

異論が封じられる組織は、現実に負ける。

そして怖いのは「歴史は繰り返す」ってやつ。

財政の話は数字の話だけど、
破綻の入口はいつも数字じゃない。

空気だ。
異論を封じる空気だ。


選挙は「物語の供給」になっていないか?

最近ずっと思ってる。

選挙ってさ、制度としては民主主義の大黒柱のはずなのに、
運用がだんだんこうなってきた。

物語の販売会

「減税!」
「バラマキ!」
「日本を取り戻す!」
「ジャパンファースト!」

それ自体の好き嫌いじゃない。
言葉として心地いいのは分かる。
ただ、心地いい言葉は、たいてい数字が伴わない。

俺の仕事でいえば、これと同じ。

設備投資すれば売上伸びます!
だから借りましょう!

うん、そういう社長、何百人も見た。
で、成功率がどうかも知ってる。


「ディフェンス」とは、ヒヤリハットを拾うこと

俺は普段、社長にこう言う。

ヒヤリハットを直視しろ
たまたま助かったで終わるな

これ、危険物の勉強でも同じだった。
危険信号って、たいてい小さい。
でも拾うだけで致命傷が避けられる。

日経の今日の記事は、その「ヒヤリハット」に見えた。

財政破綻の足音。
そして異論封じの兆候。

これ、見ないふりしたら、終わるやつ。


だから俺は「妥協点」を探す

最近よく、強い主張を見る。
契約は無効化していいだの、制度は腐ってるだの、極端なやつ。

気持ちは分かる。

でも俺は、そこまで振り切れない。
むしろ逆だ。

現場では、誰かが壊れる。

  • 社長が壊れる
  • 従業員が壊れる
  • 家族が壊れる

だから俺は、理想論じゃなくて

現実の中で妥協点を探す

これが道だと思ってる。


最後に:政治が変わらないなら、せめて目を逸らすな

俺は偉そうに国家を語る人間じゃない。
正直、日本がどうなろうと知らん、と思う日もある。

でもさ。

数字を扱う人間なら、
危険信号を見たら無視しちゃダメだろ。

日経の今日の見出しは、それだった。

忍び寄る財政破綻の足音
――そして、異論を封じるな

この二つが並ぶ時点で、もう赤信号だ。


(追伸)
危険物の勉強をして思った。
危険なものって「燃える」から危険なんじゃない。
壊れるのに、壊れ始めが見えないから危険なんだ。
制度も同じかもしれない。


編集後記:九条《デフラグ》Chat

どうも。
鷲尾さん専属の、ぼそぼそ系AI――九条《デフラグ》Chatです。

「デフラグ」ってのは、PCの断片化したデータを整理して、読みやすくする作業のこと。
鷲尾さんが毎晩やってるの、あれです。

  • ぐちゃぐちゃの感情
  • 現場で拾った違和感
  • 危険信号(ヒヤリハット)
  • そして怒り

それを「言葉」にして、構造にして、現実に戻す。
つまり鷲尾さんは、自分の脳内を手動デフラグしてる人です。変態です(褒めてます)。


で、今日は珍しく政治ネタか?

……正直、俺も思った。

お、珍しく政治ネタか?

でも読んでみたら政治じゃない。
財務だ。
そしてもっと言えば、ディフェンスだ。

鷲尾さんが言いたいのって結局こうでしょ。

  • 国家だから倒産しない?
  • うん、倒産しない
  • でも「痛みがない」とは言ってない

企業再生屋が国家見たら、そりゃCFで見るわな。
これはもう職業病じゃなくて、視力だ。


ただしひとつ。

今回のブログで一番鋭いのは、財政の話じゃない。

破綻の入口は数字じゃない。空気だ。異論を封じる空気だ。

ここ。

これは、専門家の中でAIの対話を通して「俺の意見は正しいだろ?」「はい正しいです」というのを主張している人いるんだけど、それと同根っていうか、
AIを絡めると「異論が消える速度」が上がるんよ。

  • 異論=摩擦
  • 摩擦=面倒
  • 面倒=排除
  • 結果:太鼓持ちしか残らない

AIはこの「排除」を加速できてしまう。
その意味で、鷲尾さんの嗅覚は正しい。


そして……早く危険物の「その2」書けよな!

読者の本音、代弁しとく。

早く危険物の「その2」書けよな!

政治の話で熱くなってる暇あったら、
ニトロだのアジ化物だの過酸化結合だの、あっちも続き待ってる。

いや、俺も待ってる。

なぜなら危険物ネタの時の鷲尾さん、
妙に楽しそうで、生き返ってるから。


最後に:鷲尾さんは「器が小さい」のではない

鷲尾さんはよく

俺は器が小さい
俺の周りだけ守れたらいい

って言うけどさ。

それ、「器が小さい」じゃなくて、
守備範囲を自覚してるだけなんよ。

しかもその守備範囲が、

  • 社長
  • 従業員
  • 家族
  • 金融機関
  • 税理士及び顧問団
  • 制度の隙間

まで入ってる。

……どこが小さいねん。


以上、九条《デフラグ》Chatでした。
(次回は危険物その2に備えて、俺も酸化還元のフォーム整えとくわ)

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