オッサンの情熱はダサいか?じゃあ、ダサくて上等だ。

今日は5月4日日曜日。ゴールデンウィークど真ん中。
天気は快晴、気温もちょうどよく、世間は遊びムード一色。
そんな中、私は何をしていたかというと――

最近マイブームの、地元のD1ラグビーチーム、三重ホンダヒートの試合を三重交通G スポーツの杜 鈴鹿まで見に行っていたんです。はい、今季ラストのホームの試合でございます。
そう、わざわざチケット買って(1,110円でメインスタンドから見れる)、応援して、声が枯れるまで叫んで。はい、前半11-31ってなんやねん!!もう勝負あったやないか!でも後半は頑張ってもらったので一定の満足感はあったのですが・・・。

今の気持ち俺にホンダヒートのユニフォーム着せてイラストにしてくれ!ってChatGPT君に言うたら、こんなんになりました。(著作権抵触するとあかんので・・・)

おまけに、リベンジ!と思い、帰りの車でテレビをつければ、我らが中日ドラゴンズが広島相手に2-0ではないか!これはいいではないか!と思ってたら、4回裏一気に7点取られてる・・・まあこちらもここまで点差つけられたら諦めもつくし、それでもそっから2点返すなど去年のドラゴンズとはえらい違いなので、まあ今日は若手ばっか出してて、明らかに「今日は捨てた」感丸出しでもいいではないか・・・。

あ、今負けました。


これはもう、「お前、スポーツ観戦してる場合ちゃうぞ、仕事やれや!」という、神の啓示かもしれない。ていうわけで、まず仕事かどうかわからんけど、ブログから始めてみようかと。こうしてイラスト作って遊んでではあかんわな。

毎度おなじみ、「やれ」「挑め」「勉強しろ」と言うてる私ですが、
実はここ最近、自分に向けて一番厳しい言葉を投げ続けていました。


■「できない」と言わない自分でいたい

よくね、言うわけですよ。
「できないと言うな」「やる前からあきらめるな」って。

でもね、ふと思うわけです。
「お前=鷲尾は、どうなんだ?」って。

だからやってみたんですよ。
今まで短編(MAX49枚)しか書いてこなかった私が、400字詰めで200枚オーバーが最低ラインの懸賞、つまり「(中編)小説」と呼べるものに、ちゃんと挑んでみた。

自分には長編(いや、こんなの中編に入るかどうかのギリギリだけど)は書けないんじゃないか?と自分で自分の可能性を否定している部分もあった、正直。換算で209枚。まあ自分なりにやってみようかと。

結果?
〆切当日、ギリギリで書き上げましたとも。そりゃChatGPT-4o君の助けも借りましたよ。だって現代だもの。でも、それでも自分の中の「限界」という足かせをひとつ外せた気がしてます。


■挑戦に年齢は関係ない。でも覚悟はいる。

今回の執筆で、自分の中の「やった感」は正直すごく大きい。
賞なんて取れなくてもいい。いや、ちょっとは欲しいけど(笑)
それよりも「やり切った」ことのほうが、自分にとっての勲章になった。

そして――。

そうやって自分で自分にムチ打って、ギリギリまで格闘して、どうにかこうにか書き上げたご褒美もあってこうしてレジャーにいそしんだのよ。

現地で応援に行った三重ホンダヒートは、あえなく敗戦。
一方、広島戦の中日ドラゴンズも、4−9の大差で広島に負け。
若手主体の布陣で、もはや「今日は試す日」と言わんばかりの様相。ある意味、ファンには試練の日。

・・・ええ、私の応援したチームは、ことごとく負けましたよ。三重ホンダヒートも最終戦だけにリザーブの選手も総出で頑張ってましたが・・・負け。

でもね、こう思ったんです。

「勝つか負けるか」は時の運かもしれない。でも、「やるかやらないか」は自分で決められる。

そして、やったかやらなかったかは、結果よりも大事なことだと思う。

ひいきのチームが負けて、気分は確かにどんより。でも、逆に背中を押された気もしたんです。

「やっぱり、やるだけやるってのは、意味があるぞ」って。

プロであれ、アマチュアであれ、人は何かに挑戦してる姿が、一番かっこいい。特にホンダヒートは後半戦だけ見れば「19-7」で勝ってる。前半点とられすぎやんか、と言いたいけどね。

・・・だから、今日の敗戦は、全部「神様の演出」だったのかもしれません。
「お前はグラウンドに出る側だろ? 観客席から拍手してるだけで満足しててどうする」――そんな声が聞こえた気がしました。

応援するのは好きだし、誰かの挑戦に感動もする。
でも、自分の足で、自分の言葉で、勝負の舞台に立たなきゃ始まらない。

まだ書ける。まだやれる。仕事も含めてやりたいことやれよ!全力で!
今年のゴールデンウィーク――(まだ終わってないけど、ChatGPT-4o君なんかゴールデンウィークの終わりに〆たいらしい・・・(鷲尾注))
応援席ではなく“自分のフィールド”に戻れ、という神様からのエールをもらった、悲しくて、でも少し誇らしい一日になりました。


■上には上がいる。でも、それでいい。

でね、自己満足に浸ってたら、すごい話が飛び込んできた。

私の診断士仲間が、ある九州の地方都市の市議会議員になってたんですよ。
もう60歳を超えている方です。でも、ふるさとをなんとかしたい!って気持ちで、
長年暮らした東京を離れ、地元に骨をうずめる覚悟で挑んだ。

選挙に出るって、言うほど簡単な話じゃない。
地元に戻るだけでも大変なのに、そこから“議員”という道を選ぶ。
しかも中小企業診断士としての仕事を続けながら、二足の草鞋でやっていくという。
私なんか、自分のGWにブログ何書こうか悩んでたくらいなのに…。(ちっさ!)

正直、泣けましたよ。いや、マジで。

でも、それだけじゃない。

その人がSNSで書いてたんです――
「ふるさとS市の地方創生への夢が捨てきれず、出馬を決意しました」と。
そして、当選の報告とともに「地方創生に資するネタがあればぜひ情報提供を」と呼びかけていた。

つまり、政治の世界に入って終わりじゃない。
「この町に、何を残せるか」を本気で考え抜いてる。

思わず私も、メールで長文のエールを送りました。
「夢を実現する情熱に、感動した」と。
「夢や希望を持てなくなった中小企業の社長さんたちにも、あなたの挑戦が光になる」と。
──そう、本当にそう思ったから。

その方からの返信にも、力がこもっていました。
「どうせなら足跡を残したい」「全国の事例を聞いて回りたい」と。
自分のまちに誇りを持ち、自分の足で歩いて、話を聞いて、変えていこうという意思。

そういう姿を見て、私は思いました。

“夢に年齢は関係ない。でも、夢には情熱がいる。”

挑戦に必要なのは若さじゃない。やりきる意志と、誰かのために動く覚悟。
思わず私しゃ「青春とは心の若さである」という言葉を思い出しましたわ。アメリカの詩人サミュエル・ウルマンの「青春」という詩に由来し、松下幸之助が座右の銘として愛用したヤツ。

自分も、もっとやれる。まだまだ、やらねばならない。

彼に言いました。
「佐伯市に一週間ワーケーションに行きたい」と。
そうやって“夢の現場”に触れる時間を持ちたいと、そう思ってます。

こちらからも、地域で面白い動きがあればぜひ紹介します。

・・・さて。
こんな仲間がいることを、私は誇りに思っています。
そして私自身も、誰かにとっての「誇れる仲間」でありたい。

そんなふうに、思わせてもらいました。


■情熱って、ダサいのか?


最近ね、情熱を持ってる人を「イタい」とか、「空気読めよ」とか、そういう目で見る風潮がある気がしてならない。

でもさ、夢を叶えるって、そもそも“カッコ悪さ”との戦いだと思うんです。
まわりに笑われたり、わかってもらえなかったり、「もう若くないんだからさ」とか言われたり。
でもね、あの市議に挑んだ友人も、そして私自身も、そんな声をぜんぶ背中で受け止めながら、ちょっとだけ勇気を出して、前に出た。

かっこ悪くたっていい。
恥をかいたって、汗かいたって、それが「生きてる証」だと、今なら言える。

情熱って、年齢やステータスじゃない。
「誰かのために」「何かを変えたい」っていう強い思いが、自分自身の限界を越える原動力になる。

一歩でも前に進もうとしている人の背中は、どんなに泥くさくても、輝いて見えるんです。
そして、そんな背中に、次の誰かが勇気をもらう――その連鎖が、未来を変えていくんじゃないかなって。


■若者と社長へ、心から言いたい。マジで、これだけは聞いてくれ。


「今さら資格なんか…」
「勉強なんて、学生時代で終わりでしょ」
「忙しいし、無理に決まってるじゃん」

…そんなふうに、自分にブレーキかけてる人、めっちゃ多いと思う。
でもさ、それって本当にもったいないんだよ。

オレだって、中小企業診断士の試験、連休明けから本気で始めたクチです。
一次試験、7科目中、5科目通ったけど、落とした科目が「経済学」「経営理論」の2科目、いやこれ根幹の勉強やん、これ出来ねーで「診断士でござーい」っていうの、無茶苦茶ダサイ、と本気で落ち込んだ。

でもな、そこで終わらせなかった。
「チクショウ、もう一回!」って悔しさ抱えて、
次の年、腹くくって、がちでこの2科目、無茶苦茶勉強したら(多分大学受験以来)…合格できたんだよ。

要するに、「できるかできないか」じゃないんよ。
「やるかやらないか」なんだって。少なくとも中小企業診断士試験なんて。私の診断士の先輩なんて6回も落ちてる人いる。ちなみに中小企業診断士試験にはこんな格言がある。

「あきらめない限り負けじゃない」
(なんかスラムダンクに似てるけど)

若者たち、と、今まさに踏ん張ってる社長さんたちよ。

どれだけ今の自分がダメに思えても、
周りが「無理やって」って言ってきても、
あんたの未来まで“否定”される筋合いはないと思う。

誰だって、今いる場所がスタート地点なんだ。過去は変えられないけど未来は変えられる。
遅いなんてことは、ない。ホンマに。

特に若い世代。
君たちががむしゃらに、寝る間を惜しんで、
「何かを変えたい」「掴みたい」って挑んでる姿――
それってな、最高にカッコええとおもう。

スマホ見てる暇があったら、
愚痴こぼしてる時間があったら、
その5分、10分でもええから、自分を磨け。自分を叩け。

「やってやる」って思って一歩踏み出したら、
見える景色は確実に変わるから。

そして、あんたのその一歩が、
今は見えなくても、誰かの背中を押す力になる。
――そういう未来を信じて、俺は今日も叫びたいんだ。

「若者よ、社長よ。やるなら今しかねえぞ!」ってな。


■まとめ 〜いやあ、暑くなってしまったけど〜

これは気温の話じゃない。書いてるうちに、自分の情熱が止まらなくなっただけの話です。

くどくて、ごめんな。
しつこくて、ごめんな。

でもな、それが「何かを成す」ための、たった一つの条件なんだよ。

情熱ってのは、時に笑われる。
「うわ、必死だな」って言われる。
「空気読めよ」って目で見られる。
それでも、自分の内側から湧き上がる「やりたい」って気持ち(鷲尾注、たまに「好奇心」っていう言葉で表すことはある)だけは、否定したくない。

だって、それが人間の原動力だろ?

「オッサンのくせに」って言われるかもしれないけど、
オッサンだから言えることがあるんです。

歳を取るとね、だんだん言い訳が上手くなる。
「時間がない」「今じゃない」「体力がない」
――でも、本当は、「怖い」だけなんだよ。

だから、そんな自分に言い聞かせたい。

「やってみようぜ」って。
「やる前からあきらめんな」って。
「かっこ悪くても、恥かいても、やったやつが一番かっこいい」って。

くどい情熱が未来を動かす。
しつこい挑戦が空気を変える。

だから、今日も、明日も、まだ終わっちゃいない自分を信じて、
もう一歩だけ、踏み出してもわるくないんじゃない?

てなわけで、ゴールデンウイーク中日に考える私でしたわ。

#挑戦する力

#中小企業診断士試験

#情熱はダサくない

#限界突破

#自分を信じる

#やってみる力

#夢を追うオッサン

#若者に伝えたいこと

#地方を変えろ!

関連記事

  1. 1980年の歌謡曲
  2. 第二創業セミナー
  3. 今年の抱負
  4. 事業承継の手引きノート・未来の名張へつなぐ一歩 の編集後記的なも…
  5. ノルマの履行
  6. 新年ライブレポート(仕事しろや!)
  7. 伊和新聞に掲載いただきました!
  8. 1月無料webセミナーのお知らせ!

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP