「孤独」について考えること

またまた、趣味の話から最近考えることなど。

昨日、eillのライブに、名古屋今池の老舗となってしまったようなライブハウス:BOTTOMLINEに行って参りました。大学生の時には出来たばかりだったのに、もう数えれば30年にもなるのかぁ・・・そりゃ年取るわな。

いや、イチ推しの竹内アンナよりも、観戦者の平均年齢が低い!!オジは探さないといないような雰囲気で、余談ですが、このeillちゃんとアンナちゃん、同い年ってのは今日知った・・・。

そんなわけで、若者に混じって「オールスタンディング」のライブに参戦、ああ、そのおかげで今日お疲れ気味でございます。

バンド編成は、g,b,ds,keyの4ピースで、あとマニュピレーターがいたんだろうね・・・で、同期させて演ってた。voも彼女の声に重ねてある部分も何度もあったし、コーラスの女性一人ぐらい入れてもいいのでは?と思った。ライブの最後のほうでイヤモニが調子が悪そうで、最終的には耳から外して歌ってたのはご苦労様、と申し上げたい(おまいう?)。

4曲ほど同期させずに、即興的に歌う曲をくじで選んで歌ってた、個人的には「生音」が好きなので、これは◎!途中走ってたり、keyのお兄さんがパートわからんくって休んでたのもご愛敬やった。

宇多田ヒカルの再来、と言われるハスキーボイスはよかったです。ただ宇多田よりハスキーの度合いは強く、わたしゃ、それを聴きに言ったのよ、そう、彼女の魅力はそのVoそのもの。あと曲。これね、ここが若者多い理由かなと思ったので、こうして書いている動機になっている。

今、彼女の曲サブスクでヘビロテして朝から聞いてますが(昨日以前にきいときゃよかった・・・)、孤独、とかそれを受け入れて、それでも頑張っていこうよ! というような歌詞が意外と多い、すみません、あまり聴いてなくて。

で、ライブの途中で2度ほど、孤独についてとか、皆さんも何らかの抱えているモノを今日は解放してあげてくださいとか、そのようなメッセージをMCと曲中で発していた、うーん、まあそれで嫌になるということはなく、またライブも見たいなーと思ったんだけど、尾崎豊を思い出してしまって、ね。

おっさんとしては音楽はできれば気楽に音そのものを楽しみたいなーと思ってて、若者は意外とそうでもないのかな、とか、結構そのMCとかにも若者も反応してたのはやや意外で・・・。

実は、私、実は孤独とかいうものを最近感じることが少ない、というか、孤独になりたいとも思っているフシがあって、昨日も一人で行ったところを見ると、人といるのが嫌いではないけれど、気疲れするのは間違いなくて、一人っていいなーと思ってライブ見てたのよ、それは、群衆の中で一人音を楽しむ、っていうか。むろん演者と心がつながっている、とかそんなことツユ思っていなくて、純粋に音を楽しみにいくというか・・・。一種の音への没入感を楽しみにいく、もう少しいうと総合的な音楽の流れに身を任せる、というか、そんな感じ。

だからインストゥルメンタルのジャズとかも好き。ボーカルがない分純粋に音の流れを楽しめるからだし、楽器どうしの掛け合い、楽器同士のバランスしかない世界もサイコーだと思う。

で、私の推し二人について。どちらも恋の歌とか歌ってたりするんだけど、eillちゃんはそこへ自分の主張が覗く、本当はこうしたいんだ!とか・・・そうなるとおじさんとしては、そうか、それならこうロジカルに進めたほうがいいぞよ、とか言いたくなってしまう、となると私の中で左脳が発動してしまい、音楽を純粋に楽しめなくなっちゃう部分もあるのか・・・も。いいんだよ、それで。♪we are ひとりぼっちさ、とか、それに対して応援したい!っていう共感者も絶対出てくるから、そこは私もわかってあげたいと思う。もちろん恋の歌もいいですよ。

対してアンナちゃん。デビュー曲の「ALRIGHT」がラジオから流れてきた衝撃が大きいのを覚えてて、それはやっぱり「曲先」で右脳を刺激されて、なんじゃこれは!と思ってしまってからの沼です。そこには、歌詞を見ると、要旨としては、あなたと一緒に未来へ進んでいくのは不安もあるけど、ALRIGHTだよ、大丈夫だよ、ってのがなんだか、若くっていいなあ、とか思うわけです。

アーチストとしてはどちらも魅力的で、若いのにここまで出来るのすごいなーと純粋に思うのですが、歌詞に対するアプローチが違うんですかね。

結局何が言いたいかというと、こういうオジにとっては、何かやりたい!とかそういうのに対して、当然ながら私も含めて、目標を達成するという使命を持ってやるわけですが、そこには、どんだけ頑張っても解決できないことがあるんだ=諦観みたいなものもわかりつつあって、となると、いやはや若いなあと、説教の一つも垂れたくなるのが年寄りの悪い癖になるかもしれんなーとか。そこがジェネレーションギャップとなってハラスメントなどに展開していくのは仕方がないことなのかな、なんて。

そんなことをかんがえながら、アンコールの幕間にチラリとLINEを見てしまい、ブルーな仕事を思い出してしまい、アンコールの2曲、不完全燃焼してしまったのは悔やんでも悔やみきれないっす

次回の推しアンナちゃんは11月名古屋のELLだぁ!今度は一切スマホみない!

PS
でも彼女(eill)もう少しポートレート写るとき、笑顔見せればいいのに・・・ライブでも仏頂面かと思ったらそうでもなくて意外でした・・・。

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