後払いと先払い~その3

前回、後払いと先払いについて論じましたが、いやはや、同時払い、「この瞬間、「ここ」へ金を投じたい欲求」ってのがあると思うんです。

今日はそれに関して、ちょっと残念だった話を書こうかと思ってます。

横浜での話
一去年だったか、もう寒くなってきたころに仕事で横浜に前泊することになりました。横浜駅の西口で40人ばかし人だかりが出来てて、とある20代半ばの女性が、カラオケ(とは言わないよね)で自作の曲を歌ってました。高音の伸びが良く、やわらかで、遠くからでも「おっ!」と思うくらいのインパクトがあり、年甲斐もなくその輪の方に近づいて行きました。

こんな感じね。

同年代くらいのおっさんやおばはんもチラホラいたので安心して聞き入ってまして、私が行ってから2曲10分くらいでお開きになりました。
いやーよかった・・・と思って100円くらい、もしなんか会話して応援してあげようかと思ったら300円くらいでも投げ銭してあげようかな(せこいですか?)・・・という気持ちになって、前の方に出ると…

投げ銭入れがない!!!

さすがに、どうしてなの?とはよう聞かんかったのですが、そのおねーちゃん、CDや恵比寿でのライブハウスのチケットを買ってくださーい!と必死になって売込んでるのをみて・・・興ざめしちゃいました。

そもそも恵比寿なんておいそれと行けへんし、CDなんてそもそも場所取るしDL出来るバーコードとか提示しとけばいいのに・・・と思いつつ、なんか出来ることはないかと思ったんですが、ねーちゃんには悪いなあとおもいつつ、そこを去ったのでありました。

++++++

ほら、なんていうんだろう。こちらがお金を投じたい!と思うサービスに受け皿がないパターンって色々あると思うのよ。さらにこのねーちゃんの場合、CDが売れることよりも、歌ってる瞬間にお金を投じてもらうほうが、よっぽどうれしいと思うんですが、いや少なくとも私がミュージシャンであれば、それの方が100倍嬉しいと思うんです、だってライブで感動したのがわかるって、それこそ「感動」ではないですか!

経済的にそのねーちゃんがどういう意図でしているのかも考えづらいなあ、と感じていて、例えば自分の音楽の価値にレバレッジかけたいなら、継続的な告知、すなわち回数勝負で「最初は」せねばならないし、でそこでの受け皿の「投げ銭」で稼ぎつつ、観客と密なコミュニケーション(最近は難しいですが・・・)を取りつつ、ファンを増やしていく戦略かな。
だから、私なら19時から東口、20時から西口、21時からも一回東口みたいな感じで、100円×50人×4回=2万円くらいは水揚げあがるんじゃね?とか思ったりもするわけです。それも無税で(笑)。

感動した対価としていきなりその「化体」のCDを買え!というのもどうかと思うんだけど、これの成功事例がAKBなんですよね。アイドルと直接握手したけりゃCD買え!という戦略を考えついた秋元康は天才だと思うんですが、このねーちゃんがやるには時期尚早。やはりプロモーションとかの下地があったりしたうえでの話かなあと。

だから、話戻しますよ。

後払いと先払いというテーマについて考えてきて、例えば、YouTubeのスポチャとか、示唆を受けて「瞬間払い」という「投げ銭」もあることに気が付きました。

投げ銭のいいところは、そのサービスやら対価を受けるの瞬間に決済が出来て、そしてその「感動」の度合いによって投げ銭の多寡が決まってきて、受ける側もそれにより評価を受けモチベーションアップにつながる。その受け皿として、ここのプラットフォームを活用もできるんじゃないかなとか考えております。

最後に、この具現化としていつかやってみたいことがあるんですわ。

称して「投げ銭セミナー」!!

講演者を4人くらい集めてきて、一人一人に投げ銭ボックスを設置。講演時には、演台の前にボックスを置き、観客がいいと思った瞬間には投げ銭を入れに来る。まあそれは後払いで会場を出るときでもいいでしょうね。領収書が欲しい人には発行します、「セミナー代金として」で(笑)。
あ、おひねりを投げ込むって言うのもいいです。あらためて、この「おひねり」、リンク先を見たけれど、そうそう、こういう双方向のコミュニケーションって日本の文化なんだろうし、舞台で拾い集めている役者の様も観客も見たいかなとか・・・。

セミナーって先払いが多いけど、クソみたいなセミナーもあるじゃないですか、いやそうではなくてクソみたいな講演者もいるじゃないですか。そうした人に「自己評価」させるためにも、このセミナー瞬間払い投げ銭方式はいいと思うんだけどなあ・・・。やってみたいなあ・・・

ただ、このコロナのせいでこういうことがオンラインに制限されているのは寂しいことです。瞬間の感動が伝わりにくい・・・

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