補助金から垣間見る経営者の片鱗

こうしたブログを実名で書けるのもありがたいことでございます。緊張感あっていいですね、下手なことも言えないですが、挑発的な文章を書いて、文句あるならかかってこーい!とか言う気分もあります。

そう思ってたら、最近コメントがバシバシつくようになりまして、もう朝昼問わずそれも、英語のコメントなんかあったりして、ブログって世界中の人が見ているんだなあとほんとうれしい限りで、中にはロシア語なんかも交じってたり・・・ってスパムコメントです、はい。これの駆除だけで1分はとられます(笑)。

でも、もしよろしければこれを読んでいらっしゃる方、コメントくださるとうれしいです。できれば、「鈴鹿の虎」とか「名古屋中村の龍」とか、私がなんとなーくわかるようなハンネで投稿していただけると、飛び上がって喜びます。

さて。

今日は、挑発的な文章かもしれません。

私も50になって、そこそこ人と合わせる自信はあるのですが、さすがの私も辟易してしまう社長さんがいます。

タイプとしては色々あるのですが、今回は補助金が採択されたときの対応に限って記します。

こないだの小規模事業者持続化補助金コロナ特別型、採択率は28%?くらいの厳しい中、採択されるほうが稀有なことだと考えられます。

で、だいたいの社長さんは先方からメールなり電話なりで

「採択されました!ありがとうございます!また引き続きお願いします!」

という感じが多いですし、私も嫌いではある補助金支援もこの時ばかりはうれしいなあ、という気持ちになったり、補助金も捨てたものではないなあという、自分が嫌いな歌手が、いい曲を歌ってるときのなんとも言われぬ、自分でも納得しがたい感情が沸き上がるわけです。

が。

前から思ってたことを書きたいんですが、ここでまあ・・・な社長もいるわけです。これは前職から思っていたことではあるのですが、もう貸せない先に苦労して融資稟議を書いて融資を通したり、はたまた何にも中身がない単に「買いたい!」だけで補助金を申請するために乾いたタオルを絞るようにして書いた補助金が採択されたのに、

「あ、そう」

「商工会議所から聞いてたけど、連絡するの忘れてました」

「どうしていいかわからないので、次の手続き教えてください」

・・・

あのさ、あんたら感謝の気持ちとかねぎらいの言葉とか一言もないのね。

こっちも↑のような苦労して書いてるんだし、私が金払ったからあなたは仕事しただけでしょ!という気分かもしれんけど、では金返すで仕事せんわ!と言い返してやろうかと。

その前に。

「あんたら、それで商売人なの?」

と感じるわけですわ。他者への信頼というか、関係性というかの構築が成されている人だったら、

「あほか、お前!礼ぐらい言えや!お礼言うのはタダやぞ!」

くらいの説教は垂れるわけですが、あ、当然こういう関係性を築けるような人も補助金書いている中には・・・少ないながらいますが、「補助金を取ってほしい」から出会っていい関係性を構築出来ている人ってあまりいないのかな・・・と思っていまリスト見直していたら、ほぼいない。

今、顧問やらさせてもらっている先や、一緒に計画作りましょう!とか言うてる先は、その中で補助金をやっていきましょうか?とかいうのはありますが・・・。

求む!補助金入口で私と継続的に走っていける経営者!

というところですね。

ちょっと話はずれてしまったんですが。

お礼が言えない経営者の話。

やはり、そういうところで経営者の資質が垣間見れるわけでありまして、私が扱った「補助金が採択されてもお礼が言えない経営者」の決算を見ると

全て赤字会社

であることが判明しました、なんと!

まあそういうことなんでしょうね、結局。

モノ買ってもらって、サービス使ってもらって、それって「ありがたい」ことなんだ、ということを心の底から思ってお客様に接しているか?

逆に、ものをおろしてくれる仕入先、それから一番大事な従業員に対して、「ありがたい」という気持ちで接しているか?

まあ、そんなもん商売なんて関係ないぜ!とは、最近、絶対的にそうは思えないんだよなあ・・・。

私も、最近やっぱり、自分と一緒の気持ちになって走って行ってくださる経営者に時間を割きたいし、

いやいや、お金じゃなくて、「この人ならどれだけ自分の持っとるもんをはきだしてもええ!」と思う人には中にはいらっしゃるわけで。

それには基本的な信頼関係を築ける方じゃないとこれから難しいなあ、と、でやっぱりそこは申し訳ないけど、これは皆さんにも言うてますが、私の方でも選別させていただきたいなあと、思っております。

ま、それを補助金の仕事を受ける時にも、はっきり言わんといけないなあ、と思っております。

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