ブログとメルマガ②~メルマガを外注に書かせる件&嘘と間違ったことを堂々と述べる件

こんちは。

最近、『専門家』って何だろな?と思うことが多くて、色々考えていたりもするんですが、これを読んでいていただいてる、コアなマニアな読者に向けて、私の考えてることをまたつらつらと述べたいと思います。

まずはタイトルの前半『メルマガを外注に書かせる件』です。

はい、私のこのブログですが、引用を除き、フルオリジナルです。ちなみに私がやるセミナーパワボも同様、はっきり言って経営のたぐいの本をあまり読まないせいか(テヘペロ😛)、引用するリソースもありません。

(ただし、独立行政法人日本学生支援機構で派遣されるスカラシップ・アドバイザー派遣については、レジュメも決められているので、それは全てカバーのレジュメです)

で。

一年ほど前かなあ、とある専門家さんからひさーしぶりのメルマガが来たんですが、なんだか違和感&既視感が!!

いやね、彼にしては(失礼!)かなりまとまった文章で、かなーり専門的な内容で、「よく調べたなあ・・・」と感心してしまったんですわ。

で、そのことを知りあいの社労士さんにいうたら

「あ、それね、●●経営さん(某有名コンサルファーム)が専門家宛に一本いくらで売ってるんですよ~」

だって。

え?そんなメルマガの代筆業があるんだぁぁぁぁぁああああ!

と、50歳にして(来週で51だけど)寡聞な私を呪ったものでした。

うん、だってさ、メルマガって、メールって言うだけに、自分の言葉で書かんとアカンのっちゃう?とか思っちゃうんですが、江戸時代や明治時代に、恋文の代筆とかあったとか小説で読んだこともあったような気もしますが、

恋文でさえ、自分の想い!ってのは、代筆屋に伝えた上で、文字に起してもらう、というのが基本じゃねーのか?現代のこの令和時代において、

作文の丸投げ

が、行われていること、かつそれが有料で行われていたことが私にとっては非常にショックなことでありました。

それはさておき、今日のお話。「嘘と間違ったことを堂々と(メルマガで)述べる件」ですわ。

とある専門家さんからメルマガが送られてきた。

まあ、これがまた香ばしい文章で、結論は「これからはプル型営業をやるべきだ!」なんだけど、どのようにやるか、どうしてやるか、方策が一切書いてない、

あまり役にたたないメルマガ

なワケ。そのメルマガのリード文には

経営の原理原則やヒントなどを伝えます

と書いているにも関わらず・・・( ノД`)シクシク…

あ、今気づきましたが、私、文脈取り違えている、スピーディーに伝えるだけで、役に立つ立たないはどうでもいいんだ、この文章では。ここには「ヒント」としか書いていないんだから、ヒントを教えりゃOKで、不親切であろうが、嘘はついてないと思う。

だがしかし。

ま、その上記の結論に至る前提条件で

「俺は一切プッシュ型営業をやってない」(プル型営業だけで客が来る)

と3回も述べているんだけど・・・(プッシュ型プル型営業の解説はこちら

メルマガはプッシュ型営業ではないんかーーーーーーーい!

言ってみれば明らかな嘘か間違いだし。マーケティングを不勉強なのか?とも思います。

ま、何でもいいんですが。

とにかく、「専門家」というだけで妄信的にありがたがる経営者がいるから、コンサル業っていう商売成り立つんだよな、とか思ってしまいますし、「妄信的」ってところが宗教臭くなって、コンサル業が胡散臭いと思われるゆえんだと思います。

とかく、私は、コンサルや先生と言われるのは好きではないし、一緒に伴走することしかできませんよ、と、深くお付き合いさせていただいた経営者には何度も言うとるんですが

「自分で考えること」

が一番大事であって、答を求めたがるような経営者はアカンわ、自分で「答えらしきもの」を探せ!・・・といつも言うてます。答はやってみないと分からんからね・・・。

だから、こうしたメルマガが送られてきても疑ってください、コンサルが「こういう施策をやったらいいです」というても、自分の頭で考えて真偽を常に考えてください。イージーに経営施策を実行して自分が損をこいても彼らコンサルが責任を取ってくれるわけではありません。

じゃ、お前はどうなんだ?と言われますが、初対面の人には必ず「私(鷲尾)がいい奴だなーと思っても「疑ってくださいね!」と常に言うてます。オレ、あんたの会社の経営の責任なんて取れねーから、とはっきり言います。

ただ、あまりにも害毒を振りまく「専門家」もいるので、とりあえずここに書いときます。いかにも「私は会社のためにやりますよ!」といいつつ、なんの効果も出ない、いやそれどころか損失を与える専門家もいて、今まさに、その尻ぬぐいをしている最中です。が、それも大変な難局になってきて、その経営者も答を求めてきたんですが、私も考えますから、自分の頭であなたも考えてください!と、申し上げたところです。

ま、その「害悪を振りまく専門家」の話もいくつか事例があるので、またの機会にお話しますね!

ではー。

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