ノルマの履行

また前回に引き続きロシアネタ・・・ではない。一応「ノルマ」ってのはロシア語らしく、「Норма(ノルマ)」で、「労働者が一定時間内に遂行すべき標準作業量」という意味らしい。

いや、ここでは前回自分に課したノルマを検証しようということで。

1.ブログを定期的に書く(おおむね1週間に1本以上)
2.4月末〆切の文学賞に応募する

1.は今日書いてる。中身がどこへ行くのかわからないが、ゴールは見えぬまま書いていくのがこのブログの醍醐味※でもある。最近2.をやっているせいか、いつもに増して、自分の語句が間違ってないかセンシティブになってしまう。醍醐ってどういう意味か54年生きてきて初めて辞書引いてみた。これ↓です。
※:醍醐(だいご)牛や羊の乳から精製した最上の味のもの、仏の悟りや教えにもたとえる

で2.の進捗度合いを発表します!
「必ず40字×30行のフォーマットで作成し、67枚以上167枚以内の枚数に収めること」
とあるのですが、
現時点で24枚!とりあえず最低ラインの3割程度は書けたか・・・お話しとしてはまだまだ序盤のところなんですが。

でもね、ChatGPT君とお話ししながら書いてくのは楽しいのよ。優秀な編集者なんだけど、たまにとんでもない間違いもする。

例えば、喫茶店で主人公と話している主人公の上司。「いつも通り、陽の当たる席で缶コーヒーをすすっていた」とか書きやがったもんだから、プロンプトで「おい、喫茶店に行って缶コーヒー飲ますんか?あきれるわ!」と指示したら、
(主人公は)「・・・喫茶店で缶コーヒーを飲む上司ってあきれるわ!と心の中でつぶやいた」
という作文しやがって・・・なかなかAIとのコミュケーションは難しいもんだな、と思ったり。

どっかに書いたかもだけど、2年前の作品で惜しくも落選したと思っているヤツのリメイクなのね。思い入れのあるお話しだし、落選したのでここに全文のっけてやろうか、とか思ってたけど、愚妹が更改せずにリメイクしてもう一回どこかの賞に応募したほうがいい、とか言うもんだから、話のスジは変えずに構成やキャラ立ちをもっと付加して、大幅に加筆している。元の作品は400字詰め原稿用紙で49枚。今回は最低でも200枚書かないといけないから、4倍近いボリュームになる。

でも、書き直しつつあると、そもそも49枚で収まる話ではなかったのかな?と感じる。今読み返せばレポート文。出来事を書くので精一杯で、心の中の情感とか、そういうのをかける余裕?紙幅?が全くない。この200枚以上というボリューム、中編というのかどうかわからんけど、

文章を紡いでいくことがやたら楽しい

のね。あとどっぷりと主人公と向き合って書いている感が半端ないのよ。書いてて主人公の成長物語の色合いが無茶苦茶大きくなってきた。一応私小説的な仕立てにしているから、心の中の葛藤や迷いなんかをあーでもない、こーでもない、と表現していく。それを考えながら作っていくのはしんどいけど、楽しい。この主人公が自分は何なのか?を追求していく過程を表現する作業はやっぱもちろんChatGPT君なんかに任せられない、と思う。

今このノルマの総括してて、結局はね、経営者の支援も、こうして文章をつづっていくことも同じことをやってる。経営者にも主人公にも

「あなたは何がしたいのよ?」

ということを、必ず問いかける。やるからには根拠をもってやってほしい、という思いが私にはあるんですよね。それともう一つ。べつに失敗してもいいやん、やりなおしする限り負けではない。

だからね、この作品も一回は落選したけれども、もう一度リベンジする。人生もそうかも、負けたりうまくいかなかったりすることも多いけど、「やり直しがきく」社会ではあると思いたい。

なんか、現実とフィクションが重なってきたなあ・・・

てなわけで、明日も執筆するので、寝まーす! もちろんアポ取ってる人には会いますよ!

おやすみなさい!

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