小規模事業者持続化補助金
連日の投稿になりますが、結局のところ、お金を借りたりお金をもらったりするところは、非常ぅーーーーーーーにわかりにくい! ゆえに何回も同じことを繰り返して伝えるのも疲れるので皆さんにわかりやすく伝えたいと思って、こういうブログを書いてみました。
1.小規模事業者持続化補助金とは?
補助金は「何かをすると費用がかかるから、お上様(=国、地公体、一般団体など)、お金を一部支援してください」というものです。今回の小規模事業者持続化補助金については応募するにあたって以下の絶対的な条件があります。
・小規模事業者である
(サービス業なら従業員5人以下、製造業なら同20人以下など)
また、申請にあたって事業地の商工会議所か商工会の指導を受けながら、申請をするということになっています。(なお、商工会議所と商工会では申込書類や形式が違うので注意が必要です、詳細はリンク先を見てください)
申請を出して、当選(採択といいます)するともらえる権利が発生します。その金額は使った費用(消費税抜き)の2/3、最大50万円がもらえます。ですので75万円(消費税抜き)を使えば効率が良いことになります。(他条件によっては100万円までもらえる可能性があります)
その時に注意すべき点として、
①採択通知が来てから補助金事業を実施するため、「採択後」に費用を払う。
②その費用はいったん自己資金で払い、その振込書などを提出して、金をクレと請求する。
↑大事ですから、赤字で書きました。
当選するか落選するかは、審査員の審査によります。審査には「加点」といって、申請書がやや出来が悪くても、「経営計画」や「従業員との賃上げ合意」や「60歳以上の社長が後継者を主体として事業承継をしている」などを書面にして提出すれば、得点が増え、採択の可能性は高まります。
今回の新型コロナウイルスの対策として、前回の記事で書いた「4号認定」を市役所などでもらえば、これも加点となります。
2.申請の流れ(ここだけ読んでもいいですよ)
(1)申請の前にやっておくべきこと
①コロナで売上が減少した証明書(上記4号認定とか)を、
市役所・区役所でもらっておく。
②経営力向上計画を作成し、認定を受けておく(リンク先見てね)。
③地域未来牽引企業としての認定を受けておく(リンク先見てね)。
ちなみに、②③については、資金繰り会議は「認定経営革新等認定機関」
ですので、認定に対する支援が可能です。
(2)申請についての考え方
①なんでもいいから金が欲しい、というのはNG。
②遠回りのようですが、まずは自分が思っている未来像を考え、
それに達するためにどうこの補助金を使ってしたいことがあるかを
決めていく。
③それを盛り込んだ申請にする。
言葉にすれば簡単なんですが、この補助金申請をしながら、自分の会社の方向性を決めていく、ということが大事だと思います。
(3)その後の手続き
①申請が出来たら、商工会議所・商工会に持っていき、指導を受ける。
②指導を受けた後、様式4事業支援計画書というのをもらってくる。
③②といろんな認定書を含めたものを日本商工会議所か全国商工会連合会
へ送る。
④採択を待つ
との流れになります。
まあ、それにしても面倒くさい作業ばかりですが、要は、売上を上げるための「何か」をするために、面倒くさい処理をして補助金をゲットする、ということを認識して、応募をおねがいしますね!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。