サザンを聞いた。
皆さんこんばんは。やっぱり間が開いてしまいまして。
ありがたいことにいろいろな方からご紹介で、いろんなご新規さんとお話をして、また夜は夜で、書き物仕事が多くて連日12時前まで仕事してます、ワーホリではありますが、過労死には程遠い精神状態で仕事しておりまして、昨日の晩から、ちょっとテンションが上がることがありまして、それをちょっと書いてみたくなりました。
タイトルでもうお分かりの通り、😊な気分でYouTubeでサザンを聞いておりまして。
いやね、こないだから懐かしい人とかに会ってて、気分は「回顧」に浸ってて、こんなんでいいんかな、とか思いながら、やっぱり自分が好きなものは好きで今も流しっぱなしにしている。
サザンを強烈に意識したのは、中学生の頃かな・・・。下の4枚のLP(わかるかな?・・・)の発表ペースが1年に1回あって、思春期バリバリの時に重なっているのが今でも強烈に印象に残ってます。
1982年NUDE MAN
1983年綺麗
1984年人気者で行こう(ちなみに、今これ流してます)
1985年KAMAKURA(2枚組)
ここで原坊の出産とかなんやかやで、いったんサザンは休止になるんですが、私のサザン遍歴もここで落ち着くんですわ。ちょうどKAMAKURAが中3の夏過ぎに発表されて、休止するぞ、なんてことを言われてて、なんだかこれで〆かな、とか思ったような記憶もあります。そのあとのKUWATA BANDも自分的にはなんだかイマイチで・・・
レンタルレコード(死語)を借りに、暑い中、四日市の中心部まで6キロくらいの距離を自転車で借りに行ったものを、今でも思い出します。
ほんでもって。
この4枚、たしか人気者とKAMAKURAはLP買ったような記憶があって、実家に戻ればあるのかもしれません。が、この中で一番好きなLPは、NUDE MANでしょう。LPは片面23分が最長なので、46分のカセットテープで聞いていた、はずです。
このフルバージョン、それもLPの針を落とすところからのYouTubeを発掘してしまいまして、仕事もそぞろも、一人ごちで聞いているわけであります。といいながら今のBGMは「人気者で行こう」なんですが。
なにがすごいって、このNUDE MANというアルバムは、今考えれば3つのパターンの曲しかない。無理やり分けたので、解釈は分かれますが許して‐。
1.ロック:1,5,7,11
2.バラード:2,3,4,6,8,9,13
3.エロ(笑):10,12(一部5,9)
この3つが融合してたり、どれかに偏ってたり。「oh!クラウディア」のような、サザンでバラードの名曲トップ10というべき曲もあれば、「来いなジャマイカ」のような、こんなん絶対ラジオでは流せないやろ?というくらいの隠語のオンパレードのような曲とか。
ただ、この頃何がいいかというと、うまくオーケストラやブラスセクションを使ったアレンジがうまいのと、桑田圭祐のダブルボーカルや、原坊のコーラスとか、そんなんが絶妙で、もう涙が出るほど懐かしかった・・・けどこういうの今の若者はどんな感じで聞くんだろうか?とか考えてしまう。
たださあ、これもう40年も前のアルバムなんだよね・・・
つらいなあ・・・時の流れって・・・
【補稿】
と、ここまで書いて、アイキャッチもつまらなくって、途中でやめてしまったのを、推敲して、またちょっと書きたくなって、書いてます。
この4枚のアルバムを比べると、一番自分の中できらきらしているのが、NUDE MANで、なぜか考えてみるに、このアルバムは確かカセットテープに落として聞いてた・・・というのはLPは当時買えなかったんです。だからレンタルレコード屋から借りてきて、ほら、カセットの一時停止ボタンを押して、そのうえでRECボタンを押す。そしてターンテーブルにレコード載せて針をそーっと落とした瞬間に一時停止ボタンを解除する・・・という一定のとある緊張感をもって、鑑賞というか、今後何度も鑑賞するであろうカセットテープを手作りで作っていた思い出が、そしてそれは決して自分のものではない、所有することはできない、というようなとどかない憧れというのが、確実にあったような気がするのです。
で、一方「人気者で行こう」。こちらはたぶんLP買った、記憶にある。自分のものとして手中にある存在で、だからこそ、まあ擦り切れるまで、というのは本当に大げさだけど、物理的に針の先のダイヤモンドがプラスチック素材のLPを削っていくというイメージはあるものの、確かに「自分の所有物を自分の手で聴く」という感覚があったようで、前者と比べればやや自分のものにできない「切なさ」「あこがれ」というものは、やや薄れているような気がするのです。
本当に私的な想いしかないんですが、だからこそ、NUDE MANは、リーダー桑田氏が「つまらないアルバム」と言うたとか言わんかったとかあるのですが、私は一番にこれを推したいですね・・・。
で、時は進んで2022年の今、
これですわ。
同い年の還暦越えのミュージシャンが、歌ってます。
佐野元春も白髪多いし・・・ベースのハマオカモトなんか息子くらいの年だよね、きっと。うーんやはり時の流れは恐ろしいですわ。
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