旧交

1月17日の記事が呼び寄せたのか、スパムメールしか入ってこないこのサイトに珍しく普通のそれもちょっとした驚きのメッセージが入った。

送り主は大学のN先輩、私と同様他県出身で同郷。ほぼ30年ぶりの交流で、一瞬「あの方だ!」と確信が持てなかったのをここで侘びたいと思う。

きっかけは、Nさんが伊吹有喜さんの「犬がいた季節」を読まれて、私が先般のブログでも指摘したとおり、登場人物に「鷲尾」がいて、そいつは音楽やってて、四高(四日市高校のこと、小説内では八高)で、伊吹さんはこの鷲尾をモデルにしたのではないか?と思われたらしく、鷲尾サーチをしてこのブログに辿り着いたとのこと、ありがとうございます。

でも

モデルなんてそんなことは全くありませーーーーん!

伊吹さんは、確かに年齢から推察するに1個上の学年で廊下ぐらいですれ違っていたかもしれませんが、3年ほど前に四日市で講演をやられたときに聴衆として参加させてもらったのが最初の交流(とは言えませんよね…)で、小説内で書かれてるバンドも高校なんかでできるような雰囲気ではなかったし(ここは実際と小説とはえらく違う)、(ただし伊吹さんはペンネームらしく、本名は私も知らないです・・・)

当時確か、生徒名簿てのがあったので、それを見て書いたとも考えられなくもないが、(一応文中の鷲尾くんは、私と同じ電車(内部、八王子線)で通ってる模様ですが)そんなこと万にひとつも無い。

いま思いついたが、伊吹さんに感想文&ファンレターを書きたくなってきた、上記の経緯を含めて。

それはそうと、旧交。

それこそ高校は1学年500人もいるところだったので、各々のOB,OGどおしのご縁も少ないものの、

大学は、学内で一番小さな教育学部で学部人数は1学年75人だったかで、大体が顔見知りではある。こないだ新聞に大学の定員一覧とか載ってて、定員が50名だかだったので、少子化の影響もあるのだが、やはり小さな学部である。

この学部、ここ数年、大学に絡んで不思議なご縁が続く。

4年前、とある小説のコンテストに入選したときの審査委員長が、作家で大学教授の堀田あけみ先輩。

3年前、中小企業診断士の仲間が、今年の合格者の中で「この人が…」と話し始めたのが、学部の同級生M。今は一緒に仕事してる。いや我々経営学専攻でも無いのにこうした専門職で一緒にやる不思議さ。

2年前、同窓会やるど!となっておっさんおばさん同士で一席設けたり、

去年。いきなりフェイスブックで友達申請してきた同級生H。転職してSNS投稿が自由になったんだと。

今年入ってから、N先輩・・・。

かくして、同級生などを、適当に仕事に使いつつ(笑)、このご縁に感謝している次第。

ずっと新卒からの仕事を続けている人、転職した人、はたまた私みたいな自由業にドロップアウトした人は、流石に同級生では(同窓会では)ただ一人だったなあ、まじめな大学だったから・・・。

それぞれの人生、それぞれに歩いてらっしゃるのが非常に興味深い。

そんなそれぞれの人生も、これから想像しながらフィクション、ノンフィクションともあ書いていけたらなあとか思わせていただいた、N先輩からのメッセージであった。

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